東南アジア原産の帰化植物です。

 最初に見たときは、イヌコウジュか、ヒメジソが巨大化したお化けかと思いました。

 油をとるために栽培される1年草といいますが、野生化して、野原や道端に生えているそうです。

 茎は四角、く高さ60〜90cmで長い軟毛があり、全体に不快な臭気があります。

 葉は長さ7〜12cm、幅5〜8cm。

 花は、夏から秋、枝先の花穂に白色の唇形花を密につけます。

 がくは大きく1pほどもあり、軟毛があって粗大な感じがします。

 花冠は長さ4〜5mm。

 和名は、荏胡麻(えごま)。 
 果実から搾った油は、荏油(えのあぶら)というそうです。


 2016年、オタカラコウの花を散策した帰途、農道脇の水路の縁で、繁茂したエゴマを2株、見かけましたので、写真を追加しました(3〜4段目の3枚)

エゴマ  シソ科 シソ属

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DSCN3805c エゴマ 16.10.13 都城市吉之元町

DSCN3802c エゴマ 16.10.13 都城市吉之元町

L09303 エゴマ 05.10.22 高鍋町温泉付近

L09306 エゴマ 05.10.22 高鍋町温泉付近

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DSCN3801c エゴマ 16.10.13 都城市吉之元町

L09302 エゴマ 05.10.22 高鍋町温泉付近