ワレモコウ バラ科 ワレモコウ属
各地に広く分布し、山野の草原に生える多年草です。
古来、日本人に愛でられてきた花で、生け花にもよく使われます。
意味ありげな変わった名前ですが、日本の木香の意味で、我れの木香という説や、「私も紅いです」と神様に訴え、「我亦紅」の名を得たという説があるそうです。
茎は、直立し、高さ40〜100cm。
葉は、羽状複葉で、長い柄があります。
花は、夏から秋、楕円形の頭状花序の先端から咲き、花弁はありません。
撮影しにくい植物の一つで、特徴ある根生葉と高く突き出る花を一緒に撮影することはできませんでした。
高鍋湿原のナガボノシロワレモコウも、別ページに掲載しています。
ナガボノシロワレモコウは、コバナノワレモコウとワレモコウとの間にできた自然雑種とも言われています。
09年11月、公開された川南湿原に自生している白花のコバナノワレモコウを観察しました。
別ページに掲載していますので、あわせてご覧ください。
L09164 ワレモコウ 05.10.17 宮崎市
N107109 ワレモコウ 06.10.9 みやまきりしまロードえびの市
N107221 ワレモコウの根生葉 07.10.17 宮崎市
L09165 ワレモコウ 05.10.17 宮崎市
N107108 ワレモコウ 06.10.9 みやまきりしまロードえびの市