コバナノワレモコウ バラ科 ワレモコウ属
秋の野原などで普通に見かける紫紅色のワレモコウとは、また異なる風情の白いワレモコウが、川南湿原ではたくさん見られます。
コバナノワレモコウとのラベル標示がしてありました。
白花のワレモコウといえば、高鍋湿原にも、コバナノワレモコウの花穂とよく似たナガボノシロワレモコウが自生しています。
ナガボノシロワレモコウは、コバナノワレモコウとワレモコウとの間にできた自然雑種とも言われています。
別ページに掲載していますので、あわせてご覧ください。
【参考:ナガボノシロワレモコウ(原色牧野植物大図鑑から)】
日本各地の原野のやや湿ったところに生える多年草。
高さ60〜100cm,全株無毛。
葉は互生し,長柄があり,奇数羽状複葉,小葉は長さ6〜8cm。
花は秋。長さ8〜9cm,径1cm位の花穂が1方に傾く傾向がある。
包葉は縁毛がある。
がくは4深裂,花弁はない。雄しべのやくは濃赤紫色。
変種として花の赤いナガボノアカワレモコウがある。
P1160302-3コバナノワレモコウ 09.11.25川南湿原
P1160303-3コバナノワレモコウ 09.11.25川南湿原
P1160292-3コバナノワレモコウ 09.11.25川南湿原
P1160333-3コバナノワレモコウ 09.11.25川南湿原