ツノナスは、野菜のナスと同科同属ですが、ツノナスの花は、どちらかというと、同科同属のヒヨドリジョウゴに似た印象です。
ツノナスは、熱帯アメリカ原産の小低木ですが、日本では越年が難しく、園芸的には通常1年草として扱われています。
花を観察したのが10月初めでしたので、【10月の野の花】のページに掲載することにしました。
2014年11月初め、緑色の小さな幼果をつけ、まだ花を咲かせているツノナスを果樹園の畑で見かけましたので、写真を追加しました(4段目の2枚)。
同果樹園の畑で、緑色からやがて黄色くなり、オレンジ色へと熟していくツノナスの果実の様子を観察する機会がありました。
その時撮影した写真を追加しました(5〜7段目の5枚)。
【ツノノナス(園芸植物大事典(小学館)から】
熱帯アメリカ原産で、高さ1m前後の小低木であるが、園芸的には通常1年草として扱われる。
全体に棘と毛が多いが、棘のない系統も選別栽培されている。
葉は幅広い卵円形で、不規則に切れ込む。
花は少数、紫色。
果実は、黄色からオレンジ色、長さ5cmとっくり形で、乳頭状の突起を付ける。
果実は葉を取り去って、生花材料とする。
別名のフォックスフェイスは、果実の形がキツネに似ていることから付けられた和製英語と思われる。
果実は食べると中毒するといわれている。
ツノナス ナス科 ナス属 別名 フォックスフェイス
DSCN5409c ツノナス 18.10.26 都城市関之尾町
P1010044 ツノナス 07.10.08 フローランテ宮崎
P1010047 ツノナス 07.10.08 フローランテ宮崎
DSCN5411c ツノナス 18.10.26 都城市関之尾町
DSCN5417c ツノナス 18.10.26 都城市関之尾町
DSCN5416c ツノナス 18.10.26 都城市関之尾町
DSCN5407c-1 ツノナス 18.10.26 都城市関之尾町
DSCN0958cツノナス 14.11.03都城市関之尾町
DSCN0959cツノナス 14.11.03都城市関之尾町
P1010073 ツノナス 07.10.09 フローランテ宮崎
P1010069 ツノナス 07.10.09 フローランテ宮崎