えびの高原に向かう途中の西小林の農道脇に、ツメクサに似た草が群生していました。 
 地を這うように低く伸びるツメクサとは、全体の印象がやや違い、この草は、茎が立ち上がり、20〜30p位伸びています。
 葉は線形で、茎から輪生していて、マツバ何とか…とでもいいたい姿形です。
 朔果は、下向きに垂れています。
 インターネットで調べた結果、帰化植物のノハラツメクサではないかと思われます。


 【参考:オオツメクサ (日本の帰化植物(平凡社)から)】
 畑地や荒れ地、河川敷、休耕田に生える一年草、または越年草。
 根際から分祀し、株立ちになり、高さ15-30p。果時には蔓状に伸長し、長さ60センチにもなる。
 葉や茎に腺毛が散生するが、腺毛は、上ほど多い。
 托葉は、膜質、各節に2個、葉は線形で長さ4p。
 本来対生だが、葉腋に短い無花枝を生じて、節に次々と対生葉をつけ、数個〜十数個が輪生する。
 花序は、2出集散状、花柄は、萼片とともに繊毛が多い。萼片は、長卵形、長さ5〜6mm、鈍頭、花弁は白色、萼片とほぼ同長、花柱は5本。
 朔果実は下向き5裂する。
 種子に白色の棒状突起が出るものは、ノハラツメクサと命名されている

ノハラツメクサ  ナデシコ科 オオツメクサ属

PC140008-3ノハラツメクサ 08.12.14県道409号線小林市

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