各地の山野の木かげに生える多年草、写真に撮った場所も光線不足で苦労しました。

 茎は高さ60〜90cmで、やや2叉状によく分枝し、横に広がります。

 多くの分枝は、地を這っていました。

 同じナス科のイヌホオズキを一回り以上大きくしたような印象がありますが、イヌホオズキの果実は黒く熟し、ハダカホオズキは赤熟します。

 葉は長さ8〜18cmで、かなり大きくなりますが、薄く弱い感じです。

 葉先は尖り、基部は、狭まって短柄となります。

 花は、夏から秋、花冠は径約8mmで、裂片は反り返ります。

 果実は径7〜10mmで、初冬まで枝に残ります。

 和名は、がくが果実を包まないことからついたそうです。


 加江田渓谷で撮影したハダカホオズキも、別ページに掲載しました。

トップページに戻る
身近な野の花 11〜12月目次に戻る
身近な野の花 総目次に戻る

L09676 ハダカホオズキ 05.11.7 361号線綾

L09608 ハダカホオズキ 05.11.6  361号線綾

加江田渓谷の植物目次へ戻る

L09605 ハダカホオズキ 05.11.6 361号線綾

L09609 ハダカホオズキ 05.11.6 361号線綾

ハダカホオズキ  ナス科 ハダカホオズキ属