みやまきりしまロード沿いで、オドリコソウらしき草を採取し、育ててみたのですが、一向にオドリコソウらしくならず、定着後は、ヒメオドリコソウそっくりの草姿になって、大変がっかりしたことがあります。
 
 それから1か月近く経ち、偶然通りかかった生目神社(宮崎市)付近の林縁で、見事な輪生花を一斉に咲かせているオドリコソウの群落を見つけました。

 自宅から数qもない場所ですので、驚きましたが、以前から、是非観察したいと探していた植物でしたので、直ぐに、オドリコソウと分かりました。

 確認のため、近寄ってみると、まさしくオドリコソウです。小躍りしたい気持ちを抑えて、まずはカメラに納めたのが、このページの写真です。

 長い間探していたコーヒーノキの花、レモンの花、オドリコソウと、縦続けに運良く巡り会えるという幸運が3回も続き、今後の植物散策にもはずみがつきそうです。


【オドリコソウ(原色牧野植物大図鑑から)】 
 東アジアの温帯から暖帯に分布し,山野の半日かげの道端に生える多年草。
 茎は、四角く、軟らかくて、高さ30〜50cm。
 葉は、長さ5〜10cm,まばらに毛がある。
 花は、春から初夏。花冠は長さ3〜4cmの唇形で,節ごとに輪生状につく。
 和名の踊子草(おどりこそう)は、花を笠をつけて踊る人々に見立てた。
 方言スイスイグサは、花の蜜を吸うからいう。




 翌2010年4月、日向市美々津と延岡市北川町家田の2カ所で、群生し、開花しているオドリコソウに続けて出会しました。
 別ページに掲載しましたのでご覧ください。

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P1110034-31オドリコソウ 09.4.18 宮崎市生目

P4170019-3オドリコソウ 09.4.17宮崎市生目

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P1110030-31オドリコソウ 09.4.18 宮崎市生目

P1100994-3オドリコソウ 09.4.17宮崎市生目

P1110031-31オドリコソウ 09.4.18 宮崎市生目

オドリコソウ シソ科 オドリコソウ属 別名 スイスイグサ