クマガイソウの観察に行った際、鳥屋岳の散策道路端で見かけました。
初めて見た植物で、キク科のヒヨドリバナやフジバカマに似ていますが、図鑑で調べたところ、オミナエシ科のカノコソウと分かりました。
その後、県薬草・地域作物センターにも植栽展示してあることに気付きましたので、薬草・地域作物センターのカノコソウも撮影しました(4枚目以降の写真)。
【カノコソウ(原色牧野植物大図鑑から)】
北海道から九州まで,及びサハリン,朝鮮半島,中国などに分布し,山地のやや湿った草地に生える多年草。
地下のつる枝がのびて繁殖する。
高さ30〜80cm。
根生葉は、花時には枯死する。
花は、初夏。
和名は、花が紅白の鹿の子絞りに見えるのにちなんだ。
薬用として栽培されていたが,特有の香気があり,タバコの香料などの調合に用いる。
P5070054-3カノコソウ 09.5.07薬草地域作物センター
P5070046-3カノコソウ 09.5.07薬草地域作物センター
カノコソウ オミナエシ科 カノコソウ属 別名 ハルオミナエシ
P1120088-3カノコソウ 09.4.29高千穂町押方
P5070049-3カノコソウ 09.5.07薬草地域作物センター
P1120090-3カノコソウ 09.4.29高千穂町押方
P1120089-3カノコソウ 09.4.29高千穂町押方