ネズミムギ イネ科 ドクムギ属
09年4月、生駒高原の道路端で、ホソムギに似たイネ科の植物を見かけました。
ホソムギよりも、穂が細く、花序が疎についている印象でした。
県総合博物館に尋ねて、ネズミムギと分かりました。
ホソムギと同科同属で、ともにイタリアンライグラスと呼ばれている牧草だそうです。
2010年、大淀川の河原で、ネズミムギの花を見かけましたので、写真を追加しました(4〜5段目の4枚)。
もともと、牧草やのり面緑化に用いられたものが、逸出しているものと思われます。
【ネズミムギ(日本の帰化植物(平凡社)から)】
ヨーロッパ〜北西アフリカ原産で、明治初期に牧草として導入され、牧草やのり面緑化に用いられる一年草または二年草。
稈は、高さ30〜100cmで、ほぼ直立。
葉身は、長さ6〜25cm、幅3〜0cmで、先が尖り、上面はざらつく。
無柄の小穂が中軸の両側に交互に2列に並ぶ。
P1110098-3ネズミムギ 09.4.19小林市千歳
R0010474-1ネズミムギ 10.05.11宮崎市大淀川河川敷
DSCN2183-1ネズミムギ 10.05.12宮崎市大淀川河川敷
P1110099-3ネズミムギ 09.4.19小林市千歳
P1110100-3ネズミムギ 09.4.19小林市千歳
DSCN2177-1ネズミムギ 10.05.12宮崎市大淀川河川敷
R0010472-1ネズミムギ 10.05.11宮崎市大淀川河川敷
P1110097-3ネズミムギ 09.4.19小林市千歳