ツルカノコソウ オミナエシ科 カノコソウ属 別名 ヤマカノコソウ
クマガイソウの自生する鳥屋岳癒しの森で、見慣れない極めて細い、小さな白い花を数多く散形状に開いている可憐な草を見つけました。
阿蘇山に近いこの地域に多いカノコソウの仲間で、花後に細長いつる枝をのばして繁殖することから、ツルカノコソウと呼ばれている多年草でした。
細く小さな草でしたので、光線が足りない森の中で、うまく撮影できませんでしたが、明るい平地では見られない植物ですので、ホームページに載せることとしました。
【ツルカノコソウ(原色牧野植物大図鑑から)】
本州,四国,九州及び台湾に分布し,山地の湿った木かげなどに生える多年草。
茎の高さは、20〜60cmで中空。根生葉とつる枝の葉は広卵形,茎の葉は羽状に裂ける。
花後に細長いつる枝を著しくのばして繁殖することが和名の起こりである。
花は、春から初夏。
がくは、花後に、果実上で白色の冠毛状になり,風による散布に役立つ。
DSCN1956-1ツルカノコソウ 10.05.01高千穂町押方鳥屋岳
DSCN19531-1ツルカノコソウ 10.05.01高千穂町押方鳥屋岳
DSCN1954-1ツルカノコソウ 10.05.01高千穂町押方鳥屋岳
DSCN1974-1ツルカノコソウ 10.05.01高千穂町押方鳥屋岳
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