見慣れない草でしたので、撮影して調べたところ、国及び県の絶滅危惧種に指定されているロクオンソウと分かり、びっくりしました。

 草丈1m程度、ほとんど直立して群生していました。
 
 葉は厚く、緑白色、特に裏面は粉白色を帯び、基部は茎を抱いています。
 白っぽい葉が特徴です。

 四国、九州の山野の草地に生える多年草です。

 花は夏。花冠は、1cm位で5裂し、裂片の先はよじれています。 
 袋果は、長さ約5cmになるそうです。

 別名は、肥後白前(ひごびゃくぜん)で、白前はかつてスズメノオゴケに当てられていた漢名だそうですが、ロクオンソウはどういう由来なのでしょうか。


 その後、同じ場所で見かけなくなったので、心配していましたが、2010年、数年振りにロクオンソウを見つけました。 
 その時の写真を追加します(左下の2枚の写真)


 なお、同じ科ですが、異種のフナバラソウの別名をロクオンソウというそうです。
 

L06916 ロクオンソウ茎 05.6.27 44号線新富町

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DSCN3342-1 ロクオンソウ 10.07.02 44号線新富

ロクオンソウ  ガガイモ科 イケマ属  別名 ヒゴビャクゼン  
                         国:絶滅危惧U類  県:絶滅危惧U類

DSCN3303-1 ロクオンソウ 10.07.02 44号線新富

L06918 ロクオンソウ 05.6.27 44号線新富町

L06917 ロクオンソウ 05.6.27 44号線新富町