本州以南,琉球列島や小笠原まで,及び朝鮮半島,台湾,中国,東南アジア,太平洋諸島,さらにオーストラリアの暖帯から熱帯に広く分布する海岸の砂地に生える落葉低木です。
茎は長く、砂の上や中を横に這いながら、根を下ろして広がります。
葉の裏が白いことも特徴です。
枝は、4稜。 直立か、斜上します。
花は、初夏から秋。全株に香気があります。
ハマホウ、ハウ、ハマボウ、ハマシキミ、古名ハマハイなど別名の多い植物ですが、ハマボウは、【7月の花】 のページに掲げたアオイ科フヨウ属のものが普通にいわれているハマボウです。
なお、果実は薬用になるそうです。
(原色牧野植物大図鑑から)
2009年、ハマゴウの果実を見かけましたので、写真を追加しました(5〜6段目の3枚の写真)。
ハマゴウ クマツヅラ科 ニンジンボク属 別名 ハウ、ハマシキミ、ハマハイ、ハマホウ、ハマボウ
P1060653-1ハマゴウ 08.9.11青島
P1140801-3ハマゴウ果実 09.9.12宮崎市一ツ葉海岸
P1140804-3ハマゴウ果実 09.9.12宮崎市一ツ葉海岸
P1140803-3ハマゴウ果実 09.9.12宮崎市一ツ葉海岸
P1140805-3ハマゴウ果実 09.9.12宮崎市一ツ葉海岸
P1060649-1ハマゴウ 08.9.11青島
L07212 ハマゴウ 05.7.8 青島園地
L07208 ハマゴウ 05.7.8 青島園地
L07211 ハマゴウ 05.7.8 青島園地