関東地方以西から九州、暖帯の林ややぶの中に生える多年草です。

 高さは、花序を合わせ50〜100cm、葉は長さ15〜30cm。

 花は、夏から秋。

 雄しべは6本、同株に両性花、雄性花があり、両性花は雄しべが短く、雄性花では大きい。

 果実は、球形で約5mm、青藍色に熟します。

 和名は、ミョウガに似てやぶに生えるからつけられたといいますが、ミョウガはショウガ科で、花は全然似ていません。

 なお、生えている場所や葉の似ているハナミョウガの写真も、別ページに掲載してあります。

 その後、霧島山麓でヤブミョウガの群落を見つけましたので、写真を追加しました(3段目の写真)


 2014年、ヤブミョウガの花を接写しましたので、写真を追加しました(4段目の2枚の写真)
 雄しべが大きいので、雄性花かも知れません。


 青藍色に熟したヤブミョウガの果実を撮影しましたので、幼果とともに写真を追加しました(5〜6段目の3枚の写真)

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P0018047 ヤブミョウガ果実 15.9.17 都城市

P0018024 ヤブミョウガ幼果 15.9.17 都城市

P0018020 ヤブミョウガ果実 15.9.17 都城市

P0016488 ヤブミョウガ 14.7.21 都城市

L07354 ヤブミョウガ 05.7.14 361号線綾町

ヤブミョウガ  ツユクサ科 ヤブミョウガ属

P0016484 ヤブミョウガ 14.7.21 都城市

N105208ヤブミョウガの群落 06.8.1 みやまきりしまロード小林市

L07353 ヤブミョウガ 05.7.14 361号線綾町