ハナミョウガ  ショウガ科 ハナミョウガ属

 関東南部以西の山中の樹陰地に生える多年草です。

 加江田渓谷では、遊歩道脇の山地林内に非常に多く、大きな群落もつくっています。

 高さ40〜60cmで束生、根茎は太く分枝し、節に鱗状葉があり、若い部分は紅色を呈します。

 茎は2年生で斜上し、葉は長さ20〜35cm。

 花は晩春、果実は晩秋から冬に赤熟します。

 赤熟した果実の写真は撮り直したいと思って探しましたが、なかなか良い標本に出会えません。

 赤い果実の写真は、こどものくにで撮影したものも追加しました。

 白地に赤いすじの入った卵の形をした花とミョウガに似ている葉から、この名前がついたといいます。

 種子を伊豆縮砂と呼んで、健胃薬にもされているそうです。

 葉は、ヤブミョウガに似ていますが、ヤブミョウガはツユクサ科、ハナミョウガはショウガ科です。   

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N108582 ハナミョウガ 06.12.11 こどものくに

L102093 ハナミョウガ 06.5.14 加江田渓谷

L102002 ハナミョウガ 06.5.14 加江田渓谷

N108580 ハナミョウガ 06.12.11 こどものくに

L10605 ハナミョウガ 06.3.5 加江田渓谷

L102004 ハナミョウガ 06.5.14 加江田渓谷

L514077 ハナミョウガ 06.5.14 加江田渓谷

L514079 ハナミョウガ 06.5.14 加江田渓谷