日芝は、夏の烈しい日にさかんに繁茂することを意味すると言います。
オヒシバは、まさに名のとおり、力強く強じんな草姿で繁茂しますが、アキメヒシバは、暑い夏期に同じように繁茂する草ですが、枝穂が細い分、オヒシバよりも地味な印象です。
細い枝穂についた小さな小穂を接写しましたので、写真を追加しました(4段目の写真)。
なお、チカラシバともいわれるオヒシバ属のオヒシバは、別ページに掲載してあります。
【アキメヒシバ(原色牧野植物大図鑑から)
日本各地及び朝鮮半島南部,中国,熱帯アジアに分布。
原野や丘陵の路傍などに多い1年草。
茎は、束生,高さ20〜50cmになる。
地表に横斜して四方に広がり,時に下部の節からひげ根を出す。
葉は、平滑で、葉鞘,茎とともに赤紫色を帯びる。
花は、秋,長さ5〜8cmの枝穂をつける。
小穂は卵状楕円形,長さ約2mm。
和名は、秋雌日芝。属名はラテン名の指で,花穂の分かれた形をたとえたもの。
アキメヒシバ イネ科 メヒシバ属
P1050885-1アキメヒシバ08.7.22加江田渓谷
R0017950 アキメヒシバ小穂 15.09.03 都城市
P1050882-1アキメヒシバ08.7.22加江田渓谷
P1050880-1アキメヒシバ08.7.22加江田渓谷
P1050884-1アキメヒシバ08.7.22加江田渓谷