県薬草・地域作物センターを散策中、かつて観察したことのあるガガブタの花にそっくりの花をつけたガガイモを見かけました。
撮影し、ガガブタの花と比較してみると、そのそっくりぶりに改めて驚きました。
ガガブタはミツガシワ科、ガガイモはガガイモ科で、近い縁の植物とは思えません。
たまたま似ているのか、何か関連があるのか、疑問のまま、ホームページに掲載しました。
2016年9月初め、たくさんの蕾をつけていた都城市早水公園のガガイモが開花し始めました。
やや薄紅色を帯びた美しい花です。
花冠の様子も接写しましたので、写真を追加しました(3〜5段目の4枚)。
【ガガイモ(原色牧野植物大図鑑から)】
ガガイモ; 東アジアの温帯から暖帯に分布し,日本各地の野原に生える多年草。
地下茎で繁殖,茎はつる状で、切ると白汁が出る。
葉は、長さ5〜10cm。
花は夏,花冠は径1cm位。
和名は、カガミイモの転訛。(別名ゴガミは、スッポンの意で葉形が亀の甲に似るため。)
根は有毒だが、若芽は食べられる。
種子の絹糸状の毛は、綿の代用として印肉などに用いられる。
R0018308 ガガイモ 16.09.06 早水公園
DSCN3390c ガガイモ 16.09.06 早水公園
R0012756 ガガイモ 11.07.27 県薬草・地域作物センター
DSCN89965 ガガイモ 11.07.27 県薬草・地域作物センター
DSCN3393c ガガイモ 16.09.06 早水公園
DSCN8996 ガガイモ 11.07.27 県薬草・地域作物センター
R0018304 ガガイモ 16.09.06 早水公園