シモツケ バラ科 シモツケ属
庭園などに植栽されている園芸種は良く見かけますが、えびの高原に向かう途中の県道1号沿線の林縁で、野生と思われるシモツケの花が咲いていました。
日本各地及び朝鮮半島、中国西北部まで分布する落葉小低木で、山地に生え、また観賞用に庭に栽植される植物です。
高さ1.5m位で、地域により変異に富むといわれ、花色も多様です。
撮影したシモツケは、せいぜい50p程度の背丈でした。
葉は、長さ2〜10cm、表面に細毛がばらつき、裏面はやや粉白色です。
花は、晩春から夏とされています。
枝先に、複散房花序に小花が群がり、香気があります。
和名は、下野の国、現在の栃木県で最初に発見されたため、名付けられたそうです。
N105085 シモツケ 06.7.29 県道1号線中腹
N105163 シモツケ 06.8.1 県道1号線中腹
N105157 シモツケ 06.8.1 県道1号線中腹