クルマバナ  シソ科 トウバナ属

 同科同属のトウバナは普通に見かけますが、クルマバナはなかなか見る機会がありませんでした。

 トウバナは多いが、クルマバナは少ないとの記述が 「野の花めぐり(南方新社)」 にもされています。

 クルマバナをようやく、加江田渓谷入口と409号線小林市の路傍で見かけましたので、撮影しました。

 各地の日当たりのよい山野に生える多年草です。

 茎は四角く、高さ20〜80cm、全体にまばらに毛があります。

 葉は、長さ3〜7cm。

 花期は夏、花冠は長さ1p程度です。
 
 和名の車花(くるまばな)は、花が輪生するのを車輪に見立てたものといいます。
 方言にカザグルマ、プルプルクサなどがあるそうです。

 似ているトウバナ属のヤマクルマバナヤマトウバナも別ページに掲載してあります。

身近な野の花 目次に戻る

トップページに戻る

身近な野の花 8月目次に戻る

l08031 クルマバナ 05.8.22 409号線

l08032 クルマバナ 05.8.22 409号線 

l08001 クルマバナ 05.8.15 加江田渓谷

加江田渓谷の植物目次へ戻る