野草ではありませんが、この時期、道路端の畑などに多く見かける可愛い花ですので、載せました。
熱帯アジア原産で、畑に栽培する1年生のつる植物、ツルレイシが和名とされています。
葉は、巻ひげと対生、花は夏から秋、雌雄異花同株だそうです。
緑色または黄白色時の若い瓜(果実)を収穫し、食用とします。
種子をおおう紅肉は甘く食べられますが、果皮は苦いのでニガウリの名があるそうです。
和名の蔓茘枝(つるれいし)は、むくろじ科のレイシ(ライチー)に対していうのだそうです。
最近では、健康食品としてゴーヤという名前を良く聞きますが、普通のニガウリよりずんぐりしている沖縄産のニガウリをゴーヤと呼んでいるようです。
このほか鹿児島ではニガゴリなどの名もあるそうです。
なお、雌花、雄花、巻きひげと対生する葉の様子を観察しましたので、写真を追加しました(4〜5段目の3枚)。
ニガウリ ウリ科 ニガウリ属 別名 ツルレイシ
DSCN6083 巻きヒゲと対生する葉 19.07.11 都城市
N107839 ニガウリ 06.11.3 尾鈴サンロード
L08011 ニガウリ 05.8.22 268号線木城町
L08010 ニガウリ 05.8.22 268号線木城町
DSCN6072 ニガウ雄花 19.07.11 都城市
DSCN6069 ニガウリ雌花 19.07.11 都城市