P9260083 アキノタムラソウ 04.09.28 綾町361号線
アキノタムラソウ シソ科 アキギリ属
おそらくアキノタムラソウと思います。
暖帯から温帯の山野に普通に見られる多年草。
茎は四角く、高さ20〜80cm、葉は1〜2回羽状複葉で、小葉は3〜7個です。 小葉は長さ2〜5cm。
花は、夏から晩秋と幅があり、早いものは6月頃から咲くそうです。
花は、数段、輪生してつきます。
花冠は、1〜1.3cm、がくは、長さ5〜6mmで、雄しべと雌しべは、花冠の上唇よりわずかに長く出ます。
ハルノタムラソウ(小型・白花)、ナツノタムラソウ(濃紫色)は、同じシソ科アキギリ属ですが、タムラソウは全く別なキク科の植物で、アザミに似た植物です。
同じ時期に、同じ紫色の花を咲かせるヤマハッカと似たところがあります。
アキノタムラソウは、複葉、花は多毛で輪生するのに対し、ヤマハッカは、単葉、花は茎の片方に片寄って集まり、花柄を伸ばして咲きます。
加江田渓谷のアキノタムラソウも、別ページに掲載しました。
ヤマハッカとの比較は、そのページに両者を並べて掲載しましたので、あわせてご覧ください。
P1000465 アキノタムラソウ 04.09.28 綾町361号線