加江田渓谷でハナタデと同じような場所に、まとまって群生していました。

 タデの類も分類が難しく、素人にはなかなか分かりません。
 県総合博物館に照会したところ、ヤナギタデではないかということでした。
 その後も観察を続け、10月下旬にも撮影しました。

 ヤナギタデは、日本各地の河川のほとりや湿地、あるいは水辺に生える1年草だそうです。

 ときに田の中で越年し、春早くに花が咲く、あるいは水中にあって多年草になるなど、変わった生態をとることもあるといいます。

 茎は、高さ30〜60cm。
 花は、初夏から秋。 
 蕚には、腺点が多いといいます。
 そう果は、レンズ形。

 和名は、葉形に基づくといいます。

 辛味があり、食用になるそうです。

 なお、同科同属のイヌタデ(別名アカマンマ)イヌタデ白花サナエタデボントクタデも、別ページに掲載していますので、あわせてご覧ください。  

ヤナギタデ  タデ科 タデ属 別名 ホンタデ、マタデ

N106782 ヤナギタデ 06.9.30 加江田渓谷

N107462 ヤナギタデ 06.10.24 加江田渓谷

N107456 ヤナギタデ 06.10.24 加江田渓谷

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N107457 ヤナギタデ 06.10.24 加江田渓谷

N106781 ヤナギタデ 06.9.30 加江田渓谷