タチシノブ  ホウライシダ科 タチシノブ属

 東北地方南部以西から四国、九州に分布、やや日当たりのよい崖地や岩壁に生える常緑性のシダです。

 根茎は長く這い、大きな胞子葉と小さな栄養葉があります。

 葉は、3〜4回羽状に深裂し、胞子嚢群は、胞子葉の裂片の先端につきます。

 葉は、全体が三角形、滑らかでしなやかな感じです。
 葉の一部は、イワヒバ科のカタヒバに似た形をしています。


 冬も枯れないので、別名で「カンシノブ(寒忍)」とも呼ばれます。


 イノモトソウ科あるいはワラビ科とする図鑑類があって、分類はよく分かりません。

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N104155 タチシノブ 裏 06.6.22 加江田渓谷

N103248 タチシノブ 06.5.22 加江田渓谷

N103733 タチシノブ 06.6.7 加江田渓谷