丸野駐車場から加江田渓谷入口へ続く小道沿いの両側に、ヒメジソが群生していました。
花序を四方に伸ばし、淡いピンク色をおびた白っぽい唇型の花を次々と咲かせ、花真っ盛りのようでした。
近寄ってよく観察してみると、早くも花冠が落ちて蕚だけ残し、果実になりかけているものもみられます。
同科同属のイヌコウジュとの区別が難しいといいますので、別ページにイヌコウジュを掲載しました。
ヒメジソとイヌコウジュの区別点等も、他の場所で観察したヒメジソのページに掲載しましたので、あわせてご覧ください。
【ヒメジソ(原色牧野植物大図鑑から)】
ウスリー,中国,インドシナ,フィリピン,スマトラなどアジアの温帯から暖帯に分布。
日本各地の山野に生える1年草。
茎は四角く、高さ20~60cm,稜には下向きの毛,節には白い長毛がある。
葉は、4~6対の粗いきょ歯があり、長さ2~4cm,裏面に腺点がある。
花は秋,がくは長さ2~3mm,花冠は長さ約4mmの唇形である。
P1060954-1s ヒメジソ 06.10.6 加江田渓谷
P1060944-1s ヒメジソ 06.10.6 加江田渓谷
P1060949-1s ヒメジソ 06.10.6 加江田渓谷
P1060945-1s ヒメジソ 06.10.6 加江田渓谷
P1060948 ヒメジソ 06.10.6 加江田渓谷
ヒメジソ シソ科 イヌコウジュ属
P1060943 ヒメジソ 06.10.6 加江田渓谷