タラノキ ウコギ科 タラノキ属
山野に見られ、また民家の庭に植栽されることの多い落葉低木です。
加江田渓谷で、幼木を見かけました。
えびの高原でも多く見られるタラノキと思います.。
葉は、2回羽状複葉で大きく、幹の上部に集まって互生し、四方に傘のように広がります。
幹にも葉柄や羽軸にも、直立した鋭い針状のとげがあります。
茎は、あまり分枝しません。
葉の裏面に多少毛がありますが、毛の多いものをメダラといい、とげは少ないそうです。
花は、晩夏に、球形の複散形花序につきます。
若芽は、山菜として独特の香味が喜ばれ、根は薬用、茎はスリコギにするといいます。
加江田渓谷のタラノキは幼木でしたので、花などについては、他の場所で撮影したタラノキのページをご覧ください。
L09884 タラノキ 幼木 05.11.15 加江田渓谷
L09885 カラスザンショウとタラノキの幼木 05.11.15 加江田渓谷