908-1 ナタマメ 07.9.29 北郷町宿野

909-1 ナタマメ 07.9.29 北郷町宿野

905-1 ナタマメ 07.9.29 北郷町宿野

ナタマメそのA  マメ科 ナタマメ属 別名 タテハキ

 福神漬でお馴染みのナタマメは、健康食材として古くから利用されています。
 白い花を咲かせているナタマメを観察しました。
 豆果も、一緒に撮影しました。

 刀豆(とうず・ナタマメ)は、東南アジアの温暖な地方が原産地で、古くに中国大陸に渡り、長い年月を経て、漢方での研究と応用がなされてきたといいます。

 日本には、江戸時代の初め(1600年頃)、中国から海を越えて九州へ渡り、とくに鹿児島県のシラス台地と古代海底層地帯(吉田貝層)に栽培が定着しました。

 鹿児島県では、400年の歴史をかけて、若いさやを漬物にした「タッバケ」(太刀侃漬)として伝承されているそうです。



【ナタマメ(原色牧野植物大図鑑から)】
 アジア,アフリカの熱帯地方の原産。昔から畑に栽培されるつる性の1年草。
 葉は、長い柄があり、3出複葉,長さ10〜18cm。
 花は、夏,淡紅紫色または白色。
 豆果は、長さ30cm,幅5cm位,10〜14個の紅色または白色の種子を生じる。若い豆果は食用とされる。
 和名は、豆果の形を鉈(なた)に見立てたもの。
 別名は、帯刀の意で豆果を太刀にたとえた。
 漢名刀豆。 

野菜・果物類目次へ戻る
トップページに戻る