ツーンとした独特の刺激性の香味を持つ、お馴染みのワサビは、日本原産の香辛料として世界的にも認知度の高い植物です。

 ワサビの花の撮影機会を窺っていましたが、なかなかチャンスに恵まれず、ホームページ開設以来、懸案の植物でした。

 開花時期の3月中旬、地元紙の記事、『ワサビ収穫、道の駅に出荷(10.01.14付け、宮崎日日新聞)』を頼りに、日南市酒谷に出掛けました。

 途中、道の駅酒谷で、お話しを伺ったところ、新聞に紹介されたワサビ田は、小松山(標高989m)中腹の山奥にあり、車も通れない所とのことでした。

 小松山へ通じる林道を三〜四合目当たりまで上った所で登山道を引き返し、ワサビ田の撮影を諦め、帰路に着きました。

 幸いなことに、小松山中腹のワサビ栽培農家が道の駅に出荷されたワサビの花や茎葉の写真を撮影できましたので、とりあえず掲載することにしました。


 また、2ヶ月後の5月に、高千穂町鳥屋岳のワサビ谷を見る機会がありました。
 すでに花期は終わっていましたが、別ページに掲載しましたので、あわせてご覧ください。



【ワサビ(原色牧野植物大図鑑から)】
 本州,四国,九州の山間の冷涼な谷川の浅瀬に生え、また栽培される多年草。
 根茎は肥厚し,葉痕が著しい。
 根生葉は、長さ幅とも5〜22cmで,10〜30cmの柄をもつ。
 花は春,高さ15〜90cmの茎を数本立てる。
 茎葉は互生,長さ2〜5cm,茎頂に、小形の十字状花を総状に密につける。
 根茎は、辛味料として賞味する。
 漢名は、一般に山葵菜をあてている。

ワサビ アブラナ科 ワサビ属  県:絶滅危惧TB類

DSCN0486-1ワサビ 10.03.18日南市道の駅酒谷

R0010187-1ワサビ 10.03.18日南市道の駅酒谷

R0010116-1ワサビ 10.03.18日南市道の駅酒谷

R0010113-1ワサビ 10.03.18日南市道の駅酒谷

R0010174-1ワサビ 10.03.18日南市道の駅酒谷

R0010115-1ワサビ 10.03.18日南市道の駅酒谷

DSCN0457-1ワサビ 10.03.18日南市道の駅酒谷

身近な野の花 3月目次に戻る
トップページに戻る

DSCN0484-1ワサビ 10.03.18日南市道の駅酒谷

DSCN0487-1ワサビ 10.03.18日南市道の駅酒谷

野菜・果物類目次へ戻る