ノミノツヅリ ナデシコ科 ノミノツヅリ属
5番を終わって、6番ティーグランドに向かう途中、ナデシコ科のハコベ、ノミノフスマ、ミミナグサなどとはちょっと違う類似の野草を見かけたので、撮影しました。
全体の印象はルリハコベとも似ていますが、花の色が違います。
下部からよく分枝している状況その他から、ノミノツヅリと思われます。花の形状も、ノミノツヅリとそっくりです。
5弁の花びらが深裂してあたかも10弁に見えるのが、ハコベ、ノミノフスマであるのに対して、浅裂しているのがミミナグサ、オランダミミナグサ、また、全く裂けていなくて5枚に見えるのがノミノツヅリです。
【ノミノツヅリ(原色牧野植物大図鑑から)】
アジア,ヨーロッパの温帯から亜熱帯に広く分布。
日本各地の道端や荒れ地,田,草原などにふつうに生える越年草。
下部からよく分枝し、束生,高さ5〜30cm,細毛がある。
葉は、対生,無柄,長さ3〜6mm。
花は、春から夏。5弁花,花序はがく片より短い。
和名の蚤の綴り(のみのつづり)は、小形の葉をノミの衣にたとえたものであろう。
PICT946-1ノミノツヅリ 03.4.24 5〜6番通路