ヒノキバヤドリギ ヤドリギ科 ヒノキバヤドリギ属
県庁本館裏手には、ヤブツバキが何本も植えられていますが、よく見ると、西側のヤブツバキの殆どに、 ヒノキバヤドリギが着生していました。
思いなしか、ヤドリギの着生しているヤブツバキは、そうでないヤブツバキに比べて、少し元気がないように見えました。
普通目にするヤドリギは、ケヤキやエノキ、サクラなどに寄生するヤドリギとツバキやサザンカなどに寄生するヒノキバヤドリギの2種類が多いようです。
別の場所で撮影したヒノキバヤドリギ及びヤドリギも、別ページに掲載していますので、あわせてご覧ください。
関東地方以西,四国,九州及び台湾,中国,インド,マレー,オーストラリアなど暖帯から亜熱帯に分布。
ヒサカキ,ツバキ,サザンカ,サカキ,イヌツゲ,モチノキそのほかの樹木に寄生する常緑小低木。
全形6〜12cm,枝は扁平,葉は、各節の鱗片状の突起に退化。
花は、春から秋,径0.8mm。果実は径2mm,種子に粘質物がつく。
(原色牧野植物大図鑑から)
P1150323-3ヒノキバヤドリギ 09.10.03県庁庭園
P1150327-3ヒノキバヤドリギ 09.10.03県庁庭園
P1150325-3ヒノキバヤドリギ 09.10.03県庁庭園