県庁前のクス並木通りのクスノキの大木の幹に、セッコクに似た植物が着生していました。
 人為的に着生したようですが、記録のために撮影し、掲載することにしました。


 翌年5月末、美しい花が開花しました。
 コウキセッコクではないかと思われます。
 
 しかし、花色が黄や白のものもありますので、 ひょっとしたら、これらは、交配された園芸品種のデンドロビュウムかも知れません。
 参考までに、花の写真を追加しておきます(3段目以降5枚の写真)。

  
 因みに、NHKローカルニュース(2017.05.29夕)で 、『県庁前のクスノキの幹に着生しているデンドロビュウムの花……』 として取り上げられました。



【コウキセッコク(原色牧野植物大図鑑から)】
 ヒマラヤから中国雲南の原産。
 温室に最もふつうに栽培する多年生のラン。
 高さ30〜50cm,茎は肉質で節間は2cm内外。
 葉は長さ8cm内外,薄手の革質,2年たつと落葉する。
 花は冬から夏,葉の落ちた節から短い花序を出し,径7cm位の花を2〜3個つける。
 和名の高貴石斛は、種小名の直訳。
 他種との交配で園芸品がある。

コウキセッコク  ラン科 セッコク属  別名 デンドロビュウム

DSCN2711 デンドロビュウム 10.05.29 県庁楠並木通り

DSCN2714 デンドロビュウム 10.05.29 県庁楠並木通り

P1150353 コウキセッコク 09.10.03 県庁楠並木通り

P1150352 コウキセッコク 09.10.03 県庁楠並木通り

DSCN2703 コウキセッコク花 10.05.29 県庁楠並木通り

DSCN2716 コウキセッコクほか花 10.05.29 県庁楠並木通り

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DSCN2702 デンドロビュウム 10.05.29 県庁楠並木通り