ヒイラギモクセイ モクセイ科 モクセイ属
南庭園の奥の方に、他の樹木に入り交じって、枝を高く伸ばしているヒイラギモクセイがあります。
ふつうに見られるヒイラギモクセイは、葉にはっきりとした鋸歯がありますが、このヒイラギモクセイの葉は、全縁でした。
ヒイラギの葉には、鋭いとげ状のきょ歯があるが、老木では、梢の葉は全縁となるそうですので、ヒイラギの雑種といわれるヒイラギモクセイの葉も、その特性を受け継いでいるのでしょうか。
【ヒイラギモクセイ(原色牧野植物大図鑑から)】
ヒイラギとギンモクセイの雑種と推定され,各地に栽植されている常緑小高木。
高さ4mに達し,幹は直立し、径30cm位になり,枝や葉が多く,木の梢は丸く茂る。
樹皮は、コルク質のこぶがある。
葉は柄があり,十字状に対生,長さ5〜12cm,厚い革質。
秋に、葉えきや頂に散形に白花を束生し、香気がある。雄しべ2本,雌しべは小さく結実しない。
P1140808-3ヒイラギモクセイ 09.9.14県庁南庭園
P1140813-3ヒイラギモクセイ 09.9.14県庁南庭園
P1140810-3ヒイラギモクセイ 09.9.14県庁南庭園
P1140812-3ヒイラギモクセイ 09.9.14県庁南庭園