メインストリートの縦断調査

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宮崎市
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771 橘通り2丁目付近左右歩道寄りはツバキ 03.1.16

767 ツバキ 03.1.16

 次は橘橋です。
 橘橋なのでタチバナ(橘)が植えられているかと思いましたが、タチバナらしきものは、橋の北詰の中央分離帯に3本だけ、見本のようにラベル付きで植えられていました(760、761)。
 ところが、このタチバナについては、複数の専門家から、疑問があるとの指摘がありました。
 県農試亜熱帯作物支場に鑑定をお願いしたところ、シキキツ(四季橘)という回答がありました。
 農林水産技術協会のホームページで森本順平氏は、四季橘は、年中花も実も楽しめると書いています。
 確かに9月になって花が咲いているのに気付き、撮影しましたが、昨年からの黄色い実と今年の青い小さな実と白い花が同時に見られました。
 ちなみに、タチバナの花期は4〜5月、冬に3pほどの黄色い果実になるといいます。花期が違います。

 なお、県庁庭園にあるタチバナは、この時期(9月)、青い果実があるばかりでした。都城市の万葉植物園にもタチバナの見本がありました。
 橘橋北詰のタチバナらしきものは、宮崎交通さんがわざわざ、橘通り、橘橋など名前の由来の植物として植栽させたものだそうですが、業者が間違ったのでしょうか。自生している串間市来海岸のタチバナは天然記念物に指定されているので、移植ができないはずだと専門家は指摘しています。

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760 橘橋北詰のタチバナ? 03.1.16

761 橘橋北詰のタチバナ? 03.1.16