以前、えびの白鳥温泉下湯付近で、メグスリノキのラベルをつけた高木を見かけました。
調べたところ、どうやらミズキの間違いのようで、それ以来、メグスリノキを探していますが、まだ見つけていません。
幸いなことに、まだ幼木ですが、県の薬草・地域作物センターに植えられているメグスリノキを撮影しましたので、掲載しておきます。
花も翼果もついていませんが、特徴のある3出複葉が確認できます。
2010年5月、高千穂町鳥屋岳で、クマガイソウの保護活動をされている興梠幸男さんの山を散策中、メグスリノキを見かけましたので、別ページに掲載しました。
2016年秋、都城市早水公園でメグスリノキが美しく紅葉しているのを見かけましたので、別ページに掲載しました。
【メグスリノキ(原色牧野植物大図鑑から)】
本州、四国、九州の温帯の山地に生える高さ10mぐらいの落葉高木。
樹皮は、灰色。
若枝、葉裏、花序に灰白色の粗毛を密生する。
葉は3出複葉、小葉の長さ5〜14cm。
秋に紅葉する。
花は晩春、3個ずつ若葉と同時にそのつけ根に開く。
翼果は、長さ4〜5cm、黄褐色の毛を密生。
和名は、目薬の木で、民間薬として樹皮を煎じ洗眼に用いたという。
メグスリノキ カエデ科 カエデ属 別名 チョウジャノキ 県:絶滅危惧TB類
L10173 メグスリノキ 05.11.28 薬草・地域作物センター
L10172 メグスリノキ 05.11.28 薬草・地域作物センター