コマユミ ニシキギ科 ニシキギ属
コマユミの花は地味で目立ちませんが、庭園木として公園などでよく目にするニシキギの仲間は、ニシキギ、マユミ、コマユミなど、紅葉や赤い実の美しい木で、全てよく似ています。
とくに、ニシキギとコマユミは非常に似ており、枝にコルク質の翼があるかないかだけが唯一の相違点だそうです。
また、同科同属の庭園木のツリバナも似ていますが、マユミ、コマユミ、ニシキギは、いずれも4弁花であるのに対して、ツリバナは5弁花ですので、区別できます。
ツリバナは、別ページに載せましたので、比較しながらご覧ください 。
【コマユミ(原色牧野植物大図鑑から)】
各地の山野に生える落葉低木。
花は4数性,心皮は離生し,中に赤い仮種皮に包まれた種子がある。花から、種子は1または2個だけ稔る。
ニシキギによく似ているが,枝にコルク質の翼をもたないことが唯一の区別点である。分布,生育地も同じ。
茎に翼がなく、葉裏脈上に毛があるケコマユミ,茎に翼があり、葉が有毛なケニシキギがある。
P1040285-1 コマユミ 花 04.04.12 市民の森公園
P1040350-1 コマユミ 花 05.04.14 都城市早水公園
5778-1 コマユミ 蕾 04.03.26 市民の森公園
6180-1 コマユミ 花 04.04.20 市民の森公園