マユミ  ニシキギ科 ニシキギ属  別名 ヤマニシキギ 

 庭園木として公園などでよく目にするニシキギの仲間は、ニシキギ、マユミ、コマユミなど、紅葉や赤い実の美しい木で、全てよく似ています。

 とくに、ニシキギとコマユミは非常に似ており、枝にコルク質の翼があるかないかだけが唯一の相違点だそうです。
 
 また、同科同属の庭園木のツリバナも似ていますが、マユミ、コマユミ、ニシキギは、いずれも4弁花であるのに対して、ツリバナは5弁花ですので、区別できます。
 
 ツリバナは、別ページに載せましたので、比較しながらご覧ください 。


【マユミ(原色牧野植物大図鑑から)】
 日本各地及びサハリンや朝鮮半島南部に分布。山野に普通に生える落葉低木ないし小高木。
 小枝は緑色であるが、ときどき黄褐色を帯びる。多くは縦に白いすじがある。
 葉は、長さ4〜16cmで、無毛。雌雄異株。 
 花は初夏,4数性で、花径6〜10mm。前年の枝から長さ3〜6cmの集散花序をのばす。 
 和名の真弓(まゆみ)は、昔,材で弓をつくったことに由来する。

6015-3 マユミ 幹 04.04.06 市民の森公園

5993-1 マユミ 花 04.04.05 市民の森公園

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6340-1 マユミ 花 04.04.26 綾町

6174-1 マユミ 花 04.04.20 市民の森公園

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6304-1 マユミ 花 04.04.22 都城市早水公園