卯月(旧暦4月)に咲くことから、ウノハナの別名があるウツギは、5月の花として欠かせません。
5月に郊外や町村部を車で走ると、路傍や生け垣、庭木として良く見かけます。
白花の普通のウツギと、外側が紅紫色で八重咲きのサラサウツギとほぼ半々のようです。
白花で繊細な感じのする園芸種のタカチホウツギも、別ページに掲載しています。
ユニークな形をしたウツギの果実を撮影しましたので、写真を追加しました(3〜4段目の3枚の写真)。
【ウツギ(原色牧野植物大図鑑から)】
日本各地,及び中国に分布,山野に生え,生垣や庭木として栽植する落葉低木。
多く分枝し、高さ1.5m位。樹皮はよくはげる。若枝,葉,花序に星状毛があり、ざらつく。
葉は互生し,長さ3〜9cm。
花は、晩春。
和名の空木は、幹が中空でウツロの木の意味。
別名ウノハナは空木花の略,また卯月に咲くからともいう。
材は硬く、木釘,ようじにする。
ウツギ ユキノシタ科 ウツギ属 別名 ウノハナ
6903 ウツギ 04.5.17 県薬草・地域作物センター
R0017460ウツギ果実 15.06.06 県薬草・地域作物センター
R0017458ウツギ果序 15.06.06 県薬草・地域作物センター
R0017457ウツギ果序 15.06.06 県薬草・地域作物センター
6902 ウツギ 04.5.17 県薬草・地域作物センター
6904 ウツギ 04.5.17 県薬草・地域作物センター