5月に、郊外や町村部を車で走ると、路傍や生け垣として、白花のウツギと、外側が紅紫色で八重咲きのサラサウツギとほぼ半々ですが、よく見かけます。

 サラサウツギは、八重咲きで、芳香のある下向きの花を沢山咲かせます。
 花は、花弁の外側が薄紅紫色で、内側が白色です。

 白花で繊細な感じのする園芸種のタカチホウツギも、別ページに掲載しています。

 なお、ウツギをアジサイ科としている図鑑類もありますが、ここでは、「原色牧野植物大図鑑」 によって、ユキノシタ科としました。



 【参考:ウツギ(原色牧野植物大図鑑から)】

 日本各地,及び中国に分布,山野に生え,生垣や庭木として栽植する落葉低木。
 多く分枝し、高さ1.5m位。樹皮はよくはげる。若枝,葉,花序に星状毛があり、ざらつく。
 葉は互生し,長さ3〜9cm。
 花は、晩春。
 和名の空木は、幹が中空でウツロの木の意味。別名ウノハナは空木花の略,また卯月に咲くからともいう。
 材は硬く、木釘,ようじにする。

6922-1 サラサウツギ 04.5.17 29号線高原町

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6887-1 サラサウツギ 04.5.14 都城市早水公園

6881-1 サラサウツギ蕾 04.5.14 都城市早水公園

サラサウツギ  ユキノシタ科 ウツギ属 

6889-1 サラサウツギ 04.5.14 都城市早水公園

6885-1 サラサウツギ 04.5.14 都城市早水公園

6913 サラサウツギ 04.5.17 県道29号線 高原町

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6884-1 サラサウツギ 04.5.14 都城市早水公園