P1160255-3 イタビカズラ 09.11.21 県総合文化公園

N108795 イタビカズラ花嚢 07.01.16 県総合文化公園

イタビカズラ  クワ科 イチジク属

 福島県以南の暖帯から亜熱帯に分布する常緑つる低木です。
 気根を出し、ほかの樹木や岩の上を這い上がります。

 葉は長さ7〜12cm、革質、互生し、長楕円状披針形で、先はとがり、裏面は白っぽく、葉脈が浮き出るのが特徴だそうです。

 雌雄異株です。

 花は夏、葉腋にイチジクを小さくしたような緑色の花嚢をつけます。
 花嚢は直径5〜6oで、中に小さな花がびっしり入っています。

 秋から冬に熟し、径1cmの球形。

 和名のイタビは、イヌビワの一名で、茎がつる状であることによるといいます。


 大型の近縁種オオイタビや、小型のヒメイタビも別のページに掲載しました。

PB210018-4 イタビカズラ花嚢 09.11.21 県総合文化公園

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N108794 イタビカズラ花嚢 07.01.16 県総合文化公園