自宅の塀のヒメイタビです。
オオイタビとよく似ていますが、ヒメイタビは、葉に光沢が無く、シワが目立ち、葉先が 尖っています。
ツル植物は、幼い時期と成木では、葉の形が異なる場合が多いようです。
ヒメイタビも、幼苗と成木では、同じ種と思えない位、葉の形が異なり、幼苗の葉には数個の大きな波状の鋸歯があります。
やがて、鋸歯が目立たない全縁となり、成木では卵形あるいは卵状楕円形の葉となるそうです。
【ヒメイタビ(原色牧野植物大図鑑から)】
房総半島以西,四国,九州,琉球列島及び済州島,中国の暖帯から亜熱帯に分布。
気根を出し、樹木や岩面につく常緑つる低木。
葉は、長さ3〜8cm。
花は、夏に咲き,花のうは径2cm位でイタビカズラより大形。
和名は、葉が小形なのでヒメイタビカズラの略。
一名クライタボは、和歌山地方の方言で、食らいイタブがなまった。
P1080134 ヒメイタビ 08.11.05 宮崎市神宮
P1080135 ヒメイタビ 08.11.05 宮崎市神宮
P1080136 ヒメイタビ 08.11.05 宮崎市神宮
ヒメイタビ クワ科 イチジク属 別名 クライタボ
P1080132 ヒメイタビ 08.11.5 宮崎市神宮