イタビカズラと近縁ですが、大型で旺盛な勢いのオオイタビを撮影しました。

 葉の大きさは大差ないと思いましたが、花のうは比較にならないほど大型です。
 10mを超える高木のワシントンヤシやカナリーヤシ(フェニックス)に絡みついていました。

 なお、別ページにもオオイタビを掲載していますので、併せてご覧ください。

 08年、美々津海岸の岩場に生えていたオオイタビに、花のうがついていましたので、写真を追加しました(4
段目左の写真)


 2010年5月末、紫色を帯びた落果前のオオイタビの花のうを撮影しました(下の2枚の写真)



 房総半島以西、四国、九州などの暖帯から亜熱帯に分布し、気根を出し、ほかの樹木や岩上などを這う常緑つる低木です。
 葉は、厚い革質、傷つけると、乳汁が出ます。
 雌雄異株。
 花は、夏から秋。イチジクの仲間らしく、葉えきに短柄で長さ3.5〜4.5cmの花のうを1個つけます。 花のうの内部には、多数の雌か、雄の小花が入っています。
 和名は、大イタビカズラの略。

オオイタビ  クワ科 イチジク属

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DSCN2504-1オオイタビ花のう 10.05.28青島亜熱帯植物園

N108980 オオイタビ花のう 07.1.24 県総合運動公園

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DSCN2514-1オオイタビ花のう 10.05.28青島亜熱帯植物園

N108934 カナリーヤシに絡みついたオオイタビ
07.1.23 県総合運動公園

5787 ワシントンヤシに這い上がったオオイタビ
04.3.26 県総合運動公園

N108978 オオイタビ花のう 07.1.24 県総合運動公園

P1090170-3オオイタビ 花のう 08.12.20美々津海岸