高いブロック塀に、たくさんのツルを伸ばしていました。
 葉が小型でしたので、ヒメイタビと思って撮影しましたが、 県総合博物館に照会したところ、オオイタビと分かりました。

 ヒメイタビは、葉に光沢が無く、シワが目立ち、先が 尖るのに対して、オオイタビは、葉が丸みを帯び、先が尖らないそうです。

 また、同属のイタビカズラは、葉が長く、5〜10p あります
。  



【オオイタビ(原色牧野植物大図鑑から)】
 房総半島以西,四国,九州,琉球列島及び台湾,中国南部,北ベトナムなどの暖帯から亜熱帯に分布。 
 気根を出し、ほかの樹木や岩上などをはう常緑つる低木。

 葉は、厚い革質,傷つけると乳汁が出る。
 雌雄異株。
 花は、夏から秋,葉えきに短柄で長さ3.5〜4.5cmの花のうが1個つく。内部に多数の雌か雄の小花が入る。
 和名は、大イタビカズラの略。

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P1070086-3オオイタビ 08.9.26 宮崎市小松

オオイタビ  クワ科 イチジク属

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P1150973-3オオイタビ 09.11.03 宮崎市小松

P1150976-3オオイタビ 09.11.03 宮崎市小松

P1070059-3オオイタビ 08.9.24 宮崎市小松

P1070061-3オオイタビ 08.9.24 宮崎市小松