11月から12月の海岸部の道路沿線で、白い花を咲かせている小さなキクが目立ちますが、サツマシロギクとともに、ノジギクが多いようです。

 黄色の花は、ツワブキ、ヤクシソウがほとんどです。

 近畿地方以西、四国、九州の海岸に近い山のふもとや崖に生える多年草です。

 茎は斜上して、高さ60〜90cm、上部に多く枝を出し、写真のように密に花をつけます。

 葉は長さ3〜4cm、下面に灰白色の密毛をつけます。

 花は秋で、頭花の径3〜5cm、舌状花はまれに黄色を帯びます。

 花は、サツマシロギクとほぼ同じ大きさですので、遠目にはどちらか分かりませんが、近寄るとすぐ区別できます。

 和名は、野路菊(のじぎく)。 栽培菊の原種の1つとされています。


 美々津海岸のノジギク遠見半島のノジギクも、別ページに掲載していますので、あわせてご覧ください。

DSCN4110bノジギク 13.12.04 220号旧道鵜戸神宮付近

L10241ノジギク 05.12.18 220号旧道鵜戸神宮付近

ノジギク  キク科 キク属

L02136 ノジギク 04.12.03 黒潮ロード 

DSCN4111bノジギク 13.12.04 220号旧道鵜戸神宮付近

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DSCN4108bノジギク 13.12.04 220号旧道鵜戸神宮付近

L02135 ノジギク 04.12.03 黒潮ロード 

L02132 ノジギク 04.12.03 黒潮ロード