花の姿が船の錨に似ているというので、是非観察したいと思い、探していたところ、09年2月、県薬草・地域作物センターの展示園に栽植されているイカリソウを偶然見つけ、開花時期を待つことにしました。

 花期は、4〜5月とされていますが、今年はサクラの開花も例年に比べて異常に早く、イカリソウの早い開花が予想されたので、3月下旬に薬草・地域作物センターに下見に行きました。

 予想に違わず、イカリソウは見事に花をつけていました。

 また、イカリソウの傍らには、トキワイカリソウホザキイカリソウバイカイカリソウキバナイカリソウなど数種類の花々が観察できましたので、種類ごとに別ページに分けて、ホームページに載せることにしました。

 詳しくは、専門家に照会し、今後必要な修正を加えていきたいと思います。



 【イカリソウ(原色牧野植物大図鑑から)】
 本州の近畿地方以北の太平洋側,四国の丘陵や山麓などの樹の下に生える多年草。
 茎は高さ15〜35cm。
 根生葉は、長柄があり2回3出,小葉は長柄があり,葉身の長さ3〜10cm。
 花は春,径1〜1.5cm,花弁に長い距がある。 
 和名の碇草または錨草は、花形をいう。
 別名サンシクヨウソウといい、葉に3本の枝(柄)があり,9小葉つけるという意味。
 しかし、三枝九葉草は漢名淫羊霍の異名があり,生薬として有名。

P1100453-3イカリソウ 09.3.29薬草地域作物センター

P3290034-3イカリソウ 09.3.29薬草地域作物センター

P3290019-3イカリソウ 09.3.29薬草地域作物センター

P4020035-3 左から、 トキワイカリソウ、イカリソウ、ホザキイカリソウ、バイカイカリソウ、キバナイカリソウ 
09.3.29 薬草地域作物センター

P3290033-3イカリソウ 09.3.29薬草地域作物センター

イカリソウ  メギ科 イカリソウ属

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P1100532-3イカリソウ 09.4.02薬草地域作物センター

P3290022-3イカリソウ 09.3.29薬草地域作物センター

P1100462-3イカリソウ 09.3.29薬草地域作物センター