冬の野菜として多く栽培・利用され、最も一般的で、生産量の大半を占めているのは、結球型のハクサイですが、結球しない品種に山東菜、しゃくし菜、花心白菜などがあります。
県薬草・地域作物センターの菜園で、花心白菜を見かけ、ちょうど花が咲いていました。
参考までに、このホームページに掲載することにしました。
ハクサイは、英語で“Chinese cabbage”と呼ばれる中国原産の2年生植物。そのさらに原産地は、地中海沿岸といわれます。
中国では、「大白菜」と「小白菜」に分かれ、日本のハクサイは前者の一部で、チンゲンサイやシロナなども含まれるようです。
なお、花心白菜は、葉がしっかりしていて、糖度が高く、漬けても日持ちがするそうです。
【花心白菜(花図鑑シリーズ4(草土出版)から)】
半結球ハクサイの主体。
胴部がよくしまり、頭部は開き、中心部は黄色。
関東で漬け物に利用されたが、近年は栽培が減っている。
P090787-3花心白菜 07.5.20薬草・地域作物センター
P090786-3花心白菜 07.5.20薬草・地域作物センター
ハクサイ(花心白菜) アブラナ科 アブラナ属