シデコブシ(白色)  モクレン科 ホオノキ属  別名 ヒメコブシ

 ハクモクレンモクレンコブシの仲間で(同科同属)、同じ頃、美しい花を咲かせます。

 ハクモクレン、コブシが街路樹や公園木として普通に見られるのに比べ、シデコブシは、やや希にしか見かけません。

 写真のシデコブシも偶然見かけたものです。

 コブシに比べると、花弁数が多く、細いのが特徴ですが、これは、がくと花弁の区別が難しく、12〜18片と多いためです。

 観賞用として庭に栽植する落葉樹で、多く分枝します。

 和名の幣拳(しでこぶし)は、細長い花弁が平開したさまを、祭事に使う垂れたシデにたとえた名といいます。 

 淡紅色の花を咲かせているシデコブシも見かけましたので、別ページに掲載しました。


 なお、生駒高原環野地区ではシデコブシを多く見かけました。


 その後4月になって、県道1号線沿線で、撮影しやすい株を見つけましたので、写真を追加しました。

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L03962 シデコブシ 05.04.03 県道1号線小林市出水

LT034 シデコブシ 05.03.21 409号線小林市出水

LT036 シデコブシ 05.03.21 409号線小林市出水

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L03963 シデコブシ 05.04.03 県道1号線小林市出水

L03678 シデコブシ 05.03.21 409号線小林市出水