ミドリハコベ ナデシコ科 ハコベ属
『 ハコベ』 とは、ナデシコ科ハコベ属を総称して使われる言葉とも、また、コハコベとミドリハコベを区別せずに一括して指す言葉ともいわれているようです。
私も、これまで厳密な区別をせず、春の七草のハコベラとして観察していました。
ところが、最近、最もハコベらしく、緑色の濃いハコベを見かけましたので、あらためてページを作成し、ホームページに載せることにしました。
ミドリハコベと思います。
家田湿原(延岡市北川町)に出向いた際、家田川沿いの道路を散策中、林縁に群生しているハコベを見かけました。
平地でよく目にするハコベ(恐らくコハコベと思いますが・・・)に比べて、葉が大きく、何よりも草姿全体がふっくらとして、柔らかい印象です。
葉は、卵形をしており、短い葉柄は対生です。
【参考:ハコベ (原色牧野植物大図鑑)】
世界の寒帯から熱帯まで広く分布。道端や畑にもふつうに生える越年草。
軟らかい草質。茎は束生,下部は横に伏し,斜上し,長さ10〜30cm,片方に1列に毛がある。
葉は、長さ1〜2cm。
花は、春に咲く。春の七草の1つで食べられる。小鳥の餌にもする。
別名アサシラゲは、朝の日に当たると、花がさかんに開くので朝開けの転訛。
DSCN1471-1aミドリハコベ 10.04.17延岡市北川町家田
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