5662 ギンヨウアカシア(ミモザ) 04.3.19 269号線 マメ科 
 早春、遠くから真っ黄色な花の塊のような景観を示すので非常に目立ちます。観賞用として人家に植えられているようです。

5658 アオモジ 04.3.19 269号線 クスノキ科 
 薄黄色の花が房状に連なり、かなり人目を引きますが、高木なのでなかなか接写ができません。高鍋湿原では、間近で観察できます。

5644 キブシ 04.3.19 269号線
キブシ科 
 えびの高原では、ハンノキが比較的高地に多いのに対して、平地に近い山麓で多く見られます。宮崎市内の山野でも普通に見られます。

5821 ニワトコ 04.3.28 県道1号線えびの高原山麓 スイカズラ科 
 花は春、新芽と同時に開きます。山野に普通に見られる落葉低木とされていますが、あまり気付きません。
 写真は生駒高原のやや高方道路端です。白黒の縦縞模様の幹が特徴です
。 早水公園内にもあります。

5859 ハルニレ 04.3.31 269号線 ニレ科
 花は春、葉より早く古枝に群がるように咲きます。花は目立ちませんが、翼果が写真のように目を引きます。新葉もきれいです。
 269号線沿線では多く見られます。この時期、市民の森のアキニレは、全くの裸で枝のみでした。

6022 マユミ 04.4.06 早水公園 ニシキギ科 
 落葉小低木で、公園などに多く植栽されています。赤い実が目立つ木です。雌雄異株。
 写真はまだ蕾です。同じ科・属のニシキギ、ツリバナ、コマユミと新芽は似ています。トピック4にこれらを載せました。花弁は、ツリバナは5弁、他は4数性です。

5649 レンギョウ 04.3.19 269号線
モクセイ科 
 中国原産の観賞用落葉小低木。268号線沿線の方が多く、見事な景観を示しますが、葉が花を追いかけて出るので、すぐに緑が混じってきます。

5766 イスノキ 04.3.25 みやざき臨海公園 マンサク科
 宮崎では人家の生け垣などに普通ですが、なぜか花は滅多に見られません。大きな虫えいをつけます。
 県総合運動公園内にも花をつけたイスノキがありました。

5789 クロキ 04.3.26 県総合運動公園 ハイノキ科 
 庭園樹として植栽されることの多い常緑の小高木です。市民の森のクロキが昨年秋に狂い咲きし、クロキとは別種ではないかと大いに悩んだお騒がせの種です。
 その市民の森のクロキは、この時期、すっかり落葉していました。常緑のはずですが…。

5790 エノキ 04.3.27 青島パブリックゴルフセンター ニレ科
 芽だちは早い方で、気付いたときは花が終わりかけていました。
 雌雄同株で新枝の下部に雄花,雌花は上部の葉えきにつくといわれています。

5792 シャリンバイ 04.3.27 青島パブリックゴルフセンター バラ科
  常緑低木なので、宮崎では低木仕立ての街路樹、庭園木として普通に見られます。
 紅葉した葉と新芽が美しいコントラストを見せます。やがて真っ白いきれいな花を咲かせます。
 マルバシャリンバイなどの園芸種も多いといいます。

5895 アカメガシワ 04.4.01 市民の森公園 トウダイグサ科
 雌雄異株。和名は赤芽槲(あかめがしわ)で、芽が赤いことによるといいますが、まさに新芽は燃えるような赤色でした。 新芽もきれいですが、高速道沿線に密集して育ったアカメガシワの秋の黄葉は見応えがあります。

5923 コナラ 04.4.02 市民の森公園 ブナ科
 山野に普通な落葉高木で、比較的平地で多く見かけます。
 春、雄花は新枝の下部に尾状花序で垂れ下がり、よく目立ちます。雌花穂は上部葉えきにつきます。

5947 ケヤキ 04.4.02 県総合文化公園 ニレ科 
 山地にも自生する落葉高木ですが、公園や人家の庭園樹や街路樹として植えられたものを多く見かけます。
 雄花は若枝の下部葉えきに、雌花は上部葉えきにつくといいますが、写真ではあまりはっきりしません。

5950 カシワ 04.4.02 県総合文化公園 ブナ科
 落葉高木で、 公園や人家に多く植えられています。柏餅を包むおなじみのカシワの新芽です。
 若葉と同時に、花が咲きます。

5984 ヤマハゼ 04.4.03 青島パブリックゴルフセンター ウルシ科
 青島パブリックゴルフセンターの秋の紅葉時期に最も目立つ木です。
 普通ハゼノキと呼んでますが、ハゼノキもウルシも栽培するのが普通のはずですから、自生の多いヤマハゼとしておきます。

6000 カナメモチ 別名アカメモチ 04.4.05 宮崎市神宮町 バラ科 
 生け垣としてお馴染みの木で、おそらく園芸種(レッド・ロビン)ではないでしょうか。新芽は、写真に見るように赤く、また落葉する前にも赤くなります。

6008 ミミズバイ 04.4.06 市民の森公園 ハイノキ科 
 常緑樹ですから、落葉樹ほど新芽は目立ちません。葉は厚い革質です。
 和名は、果実が蚯蚓(みみず)の頭に似ているからだそうですが、あまりはっきりしません。

6018 ピラカンサ(トキワサンザシ) 04.4.06 220号線 バラ科 
 写真はまだ蕾ですが、真っ白い花と翌春まで残る真っ赤な実でお馴染みの木です。
 庭園樹、街路樹として多く使われています。

6033 ネコヤナギ(別名カワヤナギ) 04.4.06 早水公園 ヤナギ科 
 庭木として植栽されることの多い落葉低木です。花は早春、葉より早く上向きに咲き、雌雄異株です。

6040 イヌビワ 04.4.06 早水公園 クワ科 
 県内では平地でも山地でもよく目にする落葉低木です。
 雌雄異株で、イチジクに似た果実をつけます。

6055 アキグミ 04.4.06 早水公園 グミ科 
春の芽だちというより、本来の花期(初夏)よりやや早咲きしたというところかも知れません。実は秋に赤く熟して食べられます。グミは果実の熟する時期で名がつけられます。ナワシログミは苗代の頃熟します。

6057 ホオノキ 04.4.06 早水公園 モクレン科
 落葉高木です。 若い葉は帯紅色で、あたかもモクレン(シモクレン)の花が咲いたように見えます。このあと、白い大きな香りのある花が開くはずです(【5月の花】に掲載)。

6067 モチノキ 04.4.06 早水公園 モチノキ科 
 海岸や山野に生え、庭木として栽植もする常緑小高木です。雌雄異株で、花は春、雄花は葉えきに数個ずつ,雌花は1〜2個つくといいますので、写真は雄花のように見えますが、この株は赤い果実がまだ残っていました。

6080 カマツカ 04.4.8 市民の森公園 バラ科 
 きれいな芽生えでしたので撮影しました。記憶によると、赤い果実をつける木でしたので、ウメモドキかと思っていましたが、花序も花色も違い、カマツカと分かりました。
 葉は互生、微鋸歯があります。 材が丈夫で折れにくく、牛の鼻に綱を通すときの木に用いられるので、ウシコロシ(牛殺し)の別名があります。カマツカは、鎌の柄になる強い材という意味だそうです。

5624 ハンノキ 04.3.18 県道1号線  カバノキ科 
 えびの高原近くに多い。 平地では早水公園で見られます。

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みやざきの“木々の芽だち”

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トピック 2

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 サクラの咲く時期は、多くの木々にとっても芽出ち、芽生えの季節です。
 葉に先がけて花の咲くもの、葉と同時に花をつけるもの、新緑のきれいな葉を芽生えさせるもの、小さな蕾をのぞかせるもの、落葉樹はもちろん、常緑樹も芽だち、春到来の季節です。

 トピック 2 は、3月下旬から4月上旬にかけて、これらの目についた“芽だち”を集めてみました。掲載順は、原則撮影月日順としました。

5915 ゴンズイ 04.4.02 市民の森公園 ミツバウツギ科 
 山野に多い落葉小高木ですが、公園などにも多く植えられています。秋の赤い果実は目立ちます。
 えびの高原の山麓で、普通に見られます。

5778 コマユミ 04.3.26 県総合運動公園 ニシキギ科 
 ニシキギによく似ていますが,枝にコルク質の翼をもたないことが唯一の区別点とされています。
 庭園樹として普通に使われている落葉低木です。写真はまだ蕾です。

5674 ヒュウガミズキ 04.3.19 早水公園 マンサク科 
 名前は日向ですが、宮崎には自生していないと言われます。
 えびの高原のキリシマミズキと同じマンサク科ですが、キリシマミズキが標高1000m程度の高地の植物なのに対して、ヒュウガミズキは平地に植栽されています。
 県総合運動公園にも植えられています。

5793 ヤマヤナギ 04.3.28 県道1号線えびの高原山麓 ヤナギ科 
 春のえびの高原山麓で、ヤナギ科独特の新芽が目立ちます。
 花は春に咲き、尾状花序は葉とともに伸びていきますが、写真はまだほんの新芽が出た段階です。 

6029 ドウダンツツジ 04.4.06 早水公園 ツツジ科 
 生垣や庭木として栽植する落葉低木です。
 新芽と同時に、枝先に長さ1〜2cmの花柄を数個下垂して白い特徴ある形の花を開きます。分枝の多い植物で、低木仕立ての植え込みによく使われています。